題名:雑誌編集長が欲しがる!! 医学論文の書き方 著者:浅井隆 発行:2016年6月3日 販売:株式会社アトムス 定価:3888円(税込) 書籍形式:紙書籍 |
【内容紹介】
医学論文を書くにはコツがあります。
各雑誌が定めている投稿規定や倫理規程などの“お作法"を守るのはもちろんですが、研究内容に合った投稿雑誌の選択、アメリカ“英語"とイギリス英語の使い分け、編集者との交渉の仕方などを知っておく必要があります。
しかし、これらをどうすればよいかがわかりにくいと思っている人も多いのではないでしょうか?
そして近年残念なことに、莫大な労力をかけた論文がそれらの"お作法"を知らないために「リジェクト(掲載拒否)」の憂き目に遭うことが増えてきています。
そんな状況は、執筆者のみならず医学の発展にもマイナスとなります。
本書の著者は、国内外の複数の雑誌編集委員および査読委員を務め、多数の論文が雑誌に掲載されている現役医師です。
その著者が、雑誌編集者や査読者がどのように論文をチェックしているのか、論文執筆者が陥りがちな“罠"とは何か、などについて、詳しく解説しながら、論文の書き方のコツをこっそりと伝授します!
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主な目次
第1部 論文、雑誌を知ろう
医学雑誌に論文が掲載されるためには、まず各雑誌の特徴を知ることです。国内外雑誌の違い、オンライン雑誌と紙雑誌の違い、そして査読制度とその問題点まで見ていきます。
第2部 "成功"する研究の仕方
欧米諸国の研究法には、ソクラテス、アリストテレスの西洋哲学が根底に流れています。日本からの研究報告に対して、なぜ欧米諸国の雑誌から"非科学的"と判定されてしまうかことが多いかの理由を確認して、その単純な解決法を確認していきます。
第3部 論文の書き方
論文の書き方については270ページに渡って説明しています。研究の結果を報告する論文から、総説、エディトリアル、症例報告、そしてレターの書き方のコツから、論文のレイアウトの仕方、論文用紙の選択法、フォントや文字の大きさの選択法までバッチリとマスターできるようになっています。
第4部 雑誌編集部との交渉
論文執筆後には、投稿→査読→再考コメント→再提出→校正→雑誌出版と、編集部との実務的なやりとりがあります。論文投稿が初めてでも戸惑わないように、それらの流れを1つ1つ確認していきます。
第5部 雑誌編集者がこっそり教える 論文受理率の上げ方
編集・査読を行う著者自身の体験から、掲載拒否となってしまう論文の“落とし穴"が何かを“すべて"を明かしているので、投稿論文の受理率を上げるワザと裏ワザを知ることができます。
著者
浅井隆(あさい たかし)
獨協医科大学 越谷病院 麻酔科 教授
International Societies of Anaesthesia 学会教授
●略歴
関西医科大学卒
英国ウェールズ大学(現カーディフ大学)大学院卒
博士号(Doctor of Philosophy)取得
●医学系4雑誌の編集者(エディター)
(British Journal of Anaesthesia / Journal of Anesthesia / JA Clinical Reports / 麻酔)
●20雑誌の査読委員(ピアレビュアー)
(Anesthesiology / Anesthesia and Analgesia / Critical Care Medicine など)
●450以上の医学論文・著書を執筆
主な著書
『いまさら誰にも聞けない 医学統計の基礎のキソ』一巻/二巻/三巻
『医学研究実施と報告における必須事項クイックリファレンス』
目次詳細
第1部 論文、雑誌を知ろう
第1章 そもそもなぜ論文が必要?
第2章 論文の雑誌掲載の実情
第3章 論文掲載の仕組みを知る
第4章 雑誌の種類
第5章 論文の種類
第2部 "成功"する研究の仕方
第6章 西洋科学的発想を持とう!
第7章 “よい科学"をしよう!
第8章 過去の関連論文を読み終える!
第9章 欲しい論文の入手法
第10章 研究目的を決定する
第11章 目的に合った研究を組み立てる
第12章 対象者を設定する
第13章 仮説の検証が可能な統計を設定する
第14章 倫理事項を遵守する!
第15章 研究登録を忘れずにする!
第16章 適切なテータ収集と解析をする
第3部 論文の書き方
第17章 論文を書く"心得"
第18章 投稿先雑誌の選択
第19章 投稿規定に従う
第20章 論文レイアウトの組み方
第21章 タイトルページの書き方
第22章 著者の決定
第23章 抄録(要旨)の書き方
第24章 原著を書く
第25章 「はじめに」の書き方
第26章 「方法」の書き方
第27章 「結果」の書き方
第28章 「考察」の書き方
第29章 図表の示し方
第30章 引用文献の書き方
第31章 症例報告を書く
第32章 レターを書く
第33章 総説を書く
第34章 巻頭辞を書く
第35章 学会抄録を書く
第4部 雑誌編集部との交渉
第36章 投稿上のルールを守る!
第37章 カバーレター
第38章 いざ投稿!
第39章 著者による査読者候補の提出
第40章 編集者からの通知
第41章 編集者の決定への対応
第42章 論文掲載決定後の手続き
第43章 別刷り請求とオープンアクセス
第5部 雑誌編集者がこっそり教える 論文受理率の上げ方
第44章 編集者のチェックポイント
第45章 どの論文が雑誌掲載不可となるのか
第46章 編集者の教えるご法度表現
第47章 “成功する"論文のワザと裏ワザ
第48章 研究、論文不正への対処
医学論文を書くにはコツがあります。
各雑誌が定めている投稿規定や倫理規程などの“お作法"を守るのはもちろんですが、研究内容に合った投稿雑誌の選択、アメリカ“英語"とイギリス英語の使い分け、編集者との交渉の仕方などを知っておく必要があります。
しかし、これらをどうすればよいかがわかりにくいと思っている人も多いのではないでしょうか?
そして近年残念なことに、莫大な労力をかけた論文がそれらの"お作法"を知らないために「リジェクト(掲載拒否)」の憂き目に遭うことが増えてきています。
そんな状況は、執筆者のみならず医学の発展にもマイナスとなります。
本書の著者は、国内外の複数の雑誌編集委員および査読委員を務め、多数の論文が雑誌に掲載されている現役医師です。
その著者が、雑誌編集者や査読者がどのように論文をチェックしているのか、論文執筆者が陥りがちな“罠"とは何か、などについて、詳しく解説しながら、論文の書き方のコツをこっそりと伝授します!
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主な目次
第1部 論文、雑誌を知ろう
医学雑誌に論文が掲載されるためには、まず各雑誌の特徴を知ることです。国内外雑誌の違い、オンライン雑誌と紙雑誌の違い、そして査読制度とその問題点まで見ていきます。
第2部 "成功"する研究の仕方
欧米諸国の研究法には、ソクラテス、アリストテレスの西洋哲学が根底に流れています。日本からの研究報告に対して、なぜ欧米諸国の雑誌から"非科学的"と判定されてしまうかことが多いかの理由を確認して、その単純な解決法を確認していきます。
第3部 論文の書き方
論文の書き方については270ページに渡って説明しています。研究の結果を報告する論文から、総説、エディトリアル、症例報告、そしてレターの書き方のコツから、論文のレイアウトの仕方、論文用紙の選択法、フォントや文字の大きさの選択法までバッチリとマスターできるようになっています。
第4部 雑誌編集部との交渉
論文執筆後には、投稿→査読→再考コメント→再提出→校正→雑誌出版と、編集部との実務的なやりとりがあります。論文投稿が初めてでも戸惑わないように、それらの流れを1つ1つ確認していきます。
第5部 雑誌編集者がこっそり教える 論文受理率の上げ方
編集・査読を行う著者自身の体験から、掲載拒否となってしまう論文の“落とし穴"が何かを“すべて"を明かしているので、投稿論文の受理率を上げるワザと裏ワザを知ることができます。
著者
浅井隆(あさい たかし)
獨協医科大学 越谷病院 麻酔科 教授
International Societies of Anaesthesia 学会教授
●略歴
関西医科大学卒
英国ウェールズ大学(現カーディフ大学)大学院卒
博士号(Doctor of Philosophy)取得
●医学系4雑誌の編集者(エディター)
(British Journal of Anaesthesia / Journal of Anesthesia / JA Clinical Reports / 麻酔)
●20雑誌の査読委員(ピアレビュアー)
(Anesthesiology / Anesthesia and Analgesia / Critical Care Medicine など)
●450以上の医学論文・著書を執筆
主な著書
『いまさら誰にも聞けない 医学統計の基礎のキソ』一巻/二巻/三巻
『医学研究実施と報告における必須事項クイックリファレンス』
目次詳細
第1部 論文、雑誌を知ろう
第1章 そもそもなぜ論文が必要?
第2章 論文の雑誌掲載の実情
第3章 論文掲載の仕組みを知る
第4章 雑誌の種類
第5章 論文の種類
第2部 "成功"する研究の仕方
第6章 西洋科学的発想を持とう!
第7章 “よい科学"をしよう!
第8章 過去の関連論文を読み終える!
第9章 欲しい論文の入手法
第10章 研究目的を決定する
第11章 目的に合った研究を組み立てる
第12章 対象者を設定する
第13章 仮説の検証が可能な統計を設定する
第14章 倫理事項を遵守する!
第15章 研究登録を忘れずにする!
第16章 適切なテータ収集と解析をする
第3部 論文の書き方
第17章 論文を書く"心得"
第18章 投稿先雑誌の選択
第19章 投稿規定に従う
第20章 論文レイアウトの組み方
第21章 タイトルページの書き方
第22章 著者の決定
第23章 抄録(要旨)の書き方
第24章 原著を書く
第25章 「はじめに」の書き方
第26章 「方法」の書き方
第27章 「結果」の書き方
第28章 「考察」の書き方
第29章 図表の示し方
第30章 引用文献の書き方
第31章 症例報告を書く
第32章 レターを書く
第33章 総説を書く
第34章 巻頭辞を書く
第35章 学会抄録を書く
第4部 雑誌編集部との交渉
第36章 投稿上のルールを守る!
第37章 カバーレター
第38章 いざ投稿!
第39章 著者による査読者候補の提出
第40章 編集者からの通知
第41章 編集者の決定への対応
第42章 論文掲載決定後の手続き
第43章 別刷り請求とオープンアクセス
第5部 雑誌編集者がこっそり教える 論文受理率の上げ方
第44章 編集者のチェックポイント
第45章 どの論文が雑誌掲載不可となるのか
第46章 編集者の教えるご法度表現
第47章 “成功する"論文のワザと裏ワザ
第48章 研究、論文不正への対処
題名:医療安全と医療訴訟 発行:2014年2月10日 編集:安本和正 販売:株式会社アトムス 定価:4000円+消費税 書籍形式:紙書籍 著者一覧はこちら |
【内容紹介】
医療現場の安全と医療訴訟を取り巻く状況は、今どうなっているのか。
あの「医師法21条」の解釈は?
海外各国の医療訴訟の現状は?
医療事故調査はどう始まり、終わるのか?
医師賠償責任保険の仕組みとは?
ヒューマンエラーを防ぎ、医療の安全性を高める方法は?
高度複雑化が進む昨今の医療現場では、
医師は怠りなく医療技能と法知識を学び続けなければならない。
本書はその一助となるべく、
弁護士、元高等裁判所判事、元最高裁判所判事、現役医師、大学病院教授、
多種多様な経歴の執筆陣が、医師と法律家の双方の立場から、わかりやすく解説した。
志を一にするエキスパートたちが、
「医療安全の認識向上」と「医療訴訟の減少」を目指した、希有な一冊である。
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【目次紹介】
第 I 編「医療安全」
1 医療の現状
2 医療の安全性
3 ノンテクニカルスキルからみたエラー防止とチーム医療のトレーニング法
4 心理学からみた医療安全
A ヒューマンエラーとその防止
B ヒューマンエラーが事故に結びつく背景
C コミュニケーションのエラーとその防止
5 医療紛争への対応
6 病態による対応の実際 質の向上のために
A 術中大量出血 ─現状と対応─
B 挿管困難への対処
C 周術期肺塞栓症への対応
第 II 編「医療訴訟」
1 医療訴訟と最高裁判例 ─「裁判」とは何か?
2 医療訴訟の現状
A 日本における医療訴訟の現状 ─医療訴訟の今昔─
B 海外における医療訴訟の現状
3 民事訴訟
4 刑事訴訟
5 最近の無罪判決について
6 医師賠償責任保険の諸問題
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
7 院内事故調査委員会について
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
8 医師法21条について
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
もっと詳しい目次は、こちらからご覧いただけます。
(※クリックするとPDFファイルが開きます)
医療現場の安全と医療訴訟を取り巻く状況は、今どうなっているのか。
あの「医師法21条」の解釈は?
海外各国の医療訴訟の現状は?
医療事故調査はどう始まり、終わるのか?
医師賠償責任保険の仕組みとは?
ヒューマンエラーを防ぎ、医療の安全性を高める方法は?
高度複雑化が進む昨今の医療現場では、
医師は怠りなく医療技能と法知識を学び続けなければならない。
本書はその一助となるべく、
弁護士、元高等裁判所判事、元最高裁判所判事、現役医師、大学病院教授、
多種多様な経歴の執筆陣が、医師と法律家の双方の立場から、わかりやすく解説した。
志を一にするエキスパートたちが、
「医療安全の認識向上」と「医療訴訟の減少」を目指した、希有な一冊である。
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【目次紹介】
第 I 編「医療安全」
1 医療の現状
2 医療の安全性
3 ノンテクニカルスキルからみたエラー防止とチーム医療のトレーニング法
4 心理学からみた医療安全
A ヒューマンエラーとその防止
B ヒューマンエラーが事故に結びつく背景
C コミュニケーションのエラーとその防止
5 医療紛争への対応
6 病態による対応の実際 質の向上のために
A 術中大量出血 ─現状と対応─
B 挿管困難への対処
C 周術期肺塞栓症への対応
第 II 編「医療訴訟」
1 医療訴訟と最高裁判例 ─「裁判」とは何か?
2 医療訴訟の現状
A 日本における医療訴訟の現状 ─医療訴訟の今昔─
B 海外における医療訴訟の現状
3 民事訴訟
4 刑事訴訟
5 最近の無罪判決について
6 医師賠償責任保険の諸問題
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
7 院内事故調査委員会について
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
8 医師法21条について
A 法律家の視点から
B 医師の視点から
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